東京ディズニーリゾート®がひと晩で綺麗になる秘密、知ってる?

~365日休むことなく、多くのゲストを迎える東京ディズニーリゾート®

ゲストが1日楽しんだパークも、次の日になると元通りキレイになっていることを不思議に思ったことはありませんか。
ではいったい、いつ誰がこの広大なパークを綺麗にしているのでしょう。

今回はその答えを、ちょっとだけ覗いてみましょう。

“ナイトカストーディアル”の存在

パークが1年中綺麗でいられる理由。そこには「ナイトカストーディアル」と呼ばれるキャストの存在がありました。彼らはゲストが退園してから、また次の日ゲストが入園するまでの間に、パーク中の清掃を行っています。

屋外はもちろん、アトラクションやレストラン、ショップの中まで。あらゆる場所がナイトカストーディアルの活躍の舞台です。
ゲストがいる日中には清掃できない場所を、ゲストがいないからこそできる方法で綺麗にするのがナイトカストーディアルの特徴といえます。

目的は「開園当初の状態に戻す」こと

「カストーディアル(custodial)」とは、英語で「維持する」を意味することば。開園中、白いコスチュームを着た「カストーディアルキャスト」を目にした覚えがある方も多いのではないでしょうか。カストーディアルキャストはゲストのご案内をしながら、開園中のパークを綺麗に「維持する」役割を担っています。
対して、夜に活躍するナイトカストーディアルは、大きな機材を使ってパーク中を清掃したり、アトラクションの隅々を清掃したりと、役割が全く違います。彼らが『リセット清掃』と呼んでいるように、ナイトカストーディアルの役割は東京ディズニーリゾート®が誕生した1983年の状態に「リセット」し、その初々しい姿を維持することにあるのです。

例えば、東京ディズニーランド®にある「キャッスルカルーセル」に使用されている真鍮(しんちゅう)は、毎日欠かさず拭き上げられています。想いと力を込めてピカピカになるまで丁寧に磨くことで、次の日訪れたゲストは光り輝く世界の中でこのアトラクションを楽しむことができるのです。

「こんな方法で?」さまざまな道具で徹底的に

「ゲストがいないからこそできる清掃」とは何でしょうか。
青空を舞台とした東京ディズニーリゾート®は、屋外のエリアが中心となっています。
ゲストが1日遊んだ後の広大な地面は、水の勢いでキレイに洗い流してしまいます。

また、屋内の施設も、開園中は目にすることのない大きな機材でキレイにしていきます。
カーペットが使用されたレストランの床は専用の掃除機でキレイに。
他にも、「ハイドロバキューム」や「メンテナー」など、私生活では聞いたこともないであろう様々な機材を使って徹底的に清掃します。

早朝はゲストを迎え入れるための総仕上げ

休憩が終わり、しばらくしてから外に出ると、朝日が昇り始めています。
明るくなったら、ゲストをお迎えするためのラストスパート。ゲストが触れるようなものは1つ1つ丁寧に拭き上げます。
パークにあるものは思わず触ったり、写真を撮ったりしたくなるものばかりですから、どれも念入りに掃除します。

作業後は、上司が清掃の状態をチェックしていきます。
まさにナイトカストーディアルの仕事は、単なる清掃の作業ではなく「ゲストが1日楽しむための準備」をすることといえますね。

すべてはゲストの笑顔のために

東京ディズニーリゾート®が笑顔で溢れる秘密を少しだけ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ナイトカストーディアルは、ゲストの目に触れることがほとんどありません。重い機材を使用して清掃した後はヘトヘトになりますが、ゲストから直接感謝されることはありません。
しかし、彼らの仕事はゲストの笑顔に確実に繋がっています。

仕事を終え、着替えをして帰る頃。

「今日はどんな楽しいことが待っているのかな」

駅までの道ではそんな期待に胸をふくらませるゲストがパークに向かって続々と歩いていきます。
さっきまで誰もいなかったパークは、1時間後にはこのゲストたちでいっぱいになるのです。
これから思いっきり楽しむゲストの期待に必ず出会える。
直接笑顔は見られないけれど、思いっきり楽しんだゲストの満足感を感じられる。
それがナイトカストーディアルの仕事であり、この仕事のやりがいです。

この仕事の働き方を見る

ページの先頭へ